昨年末、岡山の実家に帰省したとき、
家に庭先に「唐箕」が納屋から出されてました。

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「唐箕」とは、収穫した穀物を上から落とし、同時に横から風を送って
穀物の実をゴミなどから選別する農具です。
うちの場合は蕎麦の実とゴミの選別に使います。
と、言ってもこの農具がずっと家にあったことは知っていたけど、今まで
自分自身は使ったことはなく(幼い頃、手伝いくらいはしたかも?)
この歳になってやっと使い方を知りました。

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よく見ると味わい深いカタチです。
たかがゴミを吹き飛ばすだけの機械でなんともおおげさな感じがしますが、
とてもよく出来ています。
左手前に付いているレバーで落とす量の調整ができ、右のハンドルを回す
力加減で風の量を調整できます。このバランスをうまくやらないと、実まで
ゴミといっしょに吹き飛んでいってしまうか、入れた時と同じ状態のゴミ
だらけの実が残ってしまいます。けっこうテクニックが必要です。

トウミ

うちの「唐箕」は昭和?年製のもので、木製です。
ネットで調べると最近は金属性でモーターで風を送るものあるようですが、
木製が金属製になっただけでカタチも基本的なしくみもほぼ同じように
思います。完成された農具なんだなあ、と今さらながら思い、
昨年大晦日に「唐箕」かけて作った年越そばを食べたのでした。